GUIDE不動産取引のプロの国家資格|2026年10月更新

宅建士(宅地建物取引士)とは

不動産の売買や賃貸で、お客さまに契約の大切なポイントを説明する専門家です。受験資格はなく、毎年30万人前後が申し込む人気の国家資格。仕事の内容から試験の日程・合格率、宅建士になるまでの流れまで、ひと通りまとめました。

受験資格なし誰でも受験できる
試験年1回10月の第3日曜日
出題50問四肢択一・2時間
合格率18.7%2025年度

試験カレンダー

  • 11月25
    2026年度 合格発表11月25日(水)9:30/不動産適正取引推進機構のHP
  • 7月上旬
    2027年度 申込受付7月上旬から(予定)
  • 10月17
    2027年度 試験日10月17日(日)の見込み。例年10月第3日曜、6月の官報で決定
タッケンくん

宅建士試験の最新情報は、このページで毎年更新します。宅建学院 公式キャラクター タッケンくん

WORK

宅建士とは、こんなお仕事

宅建士が宅建士証を示して重要事項を説明する様子
契約の前に、宅建士証を示して「重要事項」を説明します

宅建士(正式名称:宅地建物取引士)は、不動産の取引で買主や借主が不利益を受けないよう、物件や契約の大切な点を説明する不動産取引のプロです。

不動産会社(宅建業者)は、事務所ごとに従業者5人に1人以上の割合で専任の宅建士を置くことが法律で決められています。だからこそ、業界で常に必要とされる資格です。

宅建士にしかできない3つの仕事

01

重要事項の説明

契約の前に、物件や取引条件の大切な点を、宅建士証を示して説明します。

02

重要事項説明書
(35条書面)への記名

説明した内容をまとめた書面に、宅建士が記名します。

03

契約書面
(37条書面)への記名

契約が成立したあとに交付する書面に、宅建士が記名します。

i
2022年5月からは、これらの書面を電子データで交付できるようになりました。オンラインで行う重要事項説明(IT重説)も、売買・賃貸ともに広がっています。
MERIT

宅建士の資格を取る4つのメリット

転職の面接に向かう女性

就職・転職に強い

宅建士は、不動産会社に必ず必要な人材です。不動産の売買・賃貸・管理はもちろん、住宅ローンを扱う金融機関や建設・保険など、不動産に関わる幅広い仕事で評価されます。

給与明細を見て微笑む会社員

資格手当・キャリアアップ

宅建士に資格手当を支給する会社は多く、収入アップや昇進のきっかけになります。独立して不動産会社を開くときにも欠かせない資格です。

新築マンションを内見する夫婦

自分の暮らしに役立つ

マイホームの購入や賃貸、相続など、人生の大きな取引で契約の中身を自分で確かめられます。高額な取引だからこそ、知識がそのまま安心につながります。

宅建士管理業務主任者マンション管理士賃貸不動産経営管理士FP行政書士

次の資格へのステップに

民法や不動産の法律の知識は、管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士などと重なります。宅建士で学んだことが、次の資格の土台になります。

EXAM

宅建士試験の概要

試験は年に1回だけ。毎年7月に申し込み、10月に受験、11月下旬に合格発表という流れです。

試験日
毎年1回、10月の第3日曜日2026年度は10月18日(日)に実施
試験時間
13:00〜15:00(2時間)登録講習修了者は13:10〜15:00
受験資格
なし日本国内に住んでいれば、年齢・学歴などに関係なく誰でも受験できます
受験手数料
8,200円
申込
7月2026年度:インターネット 7/1〜7/31、郵送 7/1〜7/15
出題形式
50問・四肢択一式(マークシート)登録講習修了者は45問
合格発表
11月下旬2026年度は11月25日(水)
実施
一般財団法人 不動産適正取引推進機構

出題される科目と問題数

全50問。いちばん多いのは宅建業法です。

宅建業法
20問
権利関係
14問
法令上の制限
8問
税・その他
8問

※「税・その他」のうち5問は、宅建業で働く人が「登録講習」を修了すると免除されます。

RESULT

合格率・合格点の推移

合格率は2割弱。毎年およそ5人に1人しか合格できない試験です。合格点は決まっておらず、年によって変わります。

2025年度 合格率18.7%

受験者 245,462人

2025年度 合格点33点

50問中(直近5年は33〜37点)

2025年度 合格者4.6万人

45,821人

年度受験者数合格者数合格率合格点
2026年度246,422人(速報)合格者・合格点は11月25日(水)発表後に追記します
2025年度245,462人45,821人18.7%33点
2024年度241,436人44,992人18.6%37点
2023年度233,276人40,025人17.2%36点
2022年度226,048人38,525人17.0%36点
2021年度209,749人37,579人17.9%34点

出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「試験実施概況」。合格点は一般受験者(50問中)。2025年度の申込者は306,099人。2026年度の受験者数は「受験状況【速報】」(10月19日公表・申込者307,254人、受験率80.2%)。

STEP

合格から宅建士になるまで

試験に受かったあと、登録をして「宅建士証」を受け取ると、宅建士として働けます。

STEP 01

宅建士試験に合格

合格は一生有効。すぐに働かない人も、まず合格しておけば安心です。

STEP 02

資格の登録

受験した都道府県に登録します。実務経験が2年に満たない人は「登録実務講習」を修了すれば登録できます。

STEP 03

宅建士証の交付

合格から1年以内なら法定講習なしで申請できます。1年を過ぎたら法定講習を受けてから交付されます。

STEP 04

5年ごとに更新

宅建士証の有効期間は5年。更新のときは法定講習を受けます。

FAQ

よくある質問

「宅建」と「宅建士」は違う資格ですか?

同じ資格です。2015年4月に「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」に名前が変わりました。「宅建」は昔からの通称です。

合格点は毎年決まっていますか?

決まっていません。その年の問題の難しさで変わり、直近5年は50問中33〜37点でした。

独学でも合格できますか?

できます。宅建学院の『らくらく宅建塾』シリーズは、わかりやすさで30年以上選ばれてきたロングセラーです。ひとりで続けるのが不安な方には、講義と質問がセットの通信講座もあります。

「5問免除」の登録講習とは何ですか?

宅建業で働いている人が、国土交通大臣の登録を受けた講習を修了すると、修了から3年以内の試験で5問が免除される制度です。

TAKKEN GAKUIN

宅建学院で、合格まで。

宅建士試験は5人に1人しか受からない試験です。だからこそ、わかりやすい教材と、最後まで続けられる仕組みを。

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※令和7年度 宅建超完璧講座・宅建完璧講座の全受講生を対象に実施したアンケートにおいて、受験された方のうち、回答のあった方の結果を集計。全国平均は不動産適正取引推進機構の公表値。